もんじろう日記

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【転職活動】中途採用で企業が見ているポイント

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こんにちは、もんじろうです。

 

会社に倒産宣告をされ、はや2週間、休日も朝から転職活動に力を入れてます。

今朝、リクルートエージェントの方から転職環境や、職務経歴書の書き方について教わったので、ご紹介します!

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コロナ禍の転職環境について

2週間まえにビズリーチに登録し62案件に応募した所の成果が面接2件とリクルーターによる紹介からの書類応募が7件という結果。

www.mon-jiroh.com

 

31件が企業にたどり着く前にリクルーターからお断りされ、25件は返事なしという状況を踏まえ、改めていまの転職環境はどうなっているんだろうか?と思い、数字的なトレンドを聞いてみました。

 

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バブルの頃の求人状況

 

1980年代後半のバブル絶頂期の求人数は凡そ12万件ほどだそうです。

 

リーマンショック

 

中途採用の企業求人が、ここ数年で一番減ったのは

「2009年:リーマンショック」の頃だそうです。

 

リーマンショック直前は10万件の求人があったのに対し、ニュースの3週間後には求人数は2万件まで激減し、ほとんどの応募に対しお断りしていたそうです。

 

中途採用環境の好景気

 

2014年~2018年頃は求人数もうなぎ上りで、16~18万件あり有効求人倍率も1.6倍まで上昇しています。CMでもおなじみのビズリーチで広告もバンバン打ってきてましたね。

コロナ禍での環境の変化

 

4月の緊急事態宣言が発令されてから、求人数は3万件も減少。

今の求人数は凡そ10万1千件ほどだそうです。

 

リーマンショック後に比べれば、まだまだ求人数は高いので、応募していけば仕事は見つかるという環境だそうです!

 

ただし、前年同月比の選考の通過率は18%に対し、今年は8%に減少

下期の見通しも余りたたない状況らしいです。

 

つまり、企業もコロナの中ではテレワークを強いられており採用しても直ぐに教育する環境に無いため、経験を活かして独りでも仕事が出来る即戦力人材に絞るということで、例年よりも判断基準がシビアになってきているそうです。

 

それもあり経験を踏んでいない、第二新卒はさらに厳しい状況だそうです。

 

企業に選ばれる人材になるには

 

コロナの影響で採用基準が厳しくなってきているなか、少しでも企業の目に留まるようにするには以下の2つのポイントがあります。

  1. 定着性
  2. 再現性

合否のポイントはこの2つに凝縮されていると言っても過言ではないそうです!

 

定着性とは

定着性は、企業で長く働いてくれるかで、企業にとっても大事なポイントになりますが、見ているのは以下の2点。

 

  • 志望理由
  • 転職理由

これらの2つのポイントは企業が面接のなかで判断していくことになります。

 

再現性とは

 

入社後に成果を確実にあげてくれるのか?という、活躍の可能性を見ています。

 

「親和性」という場合もあるそうです。

では具体的にはどういうことなのかというと;

  • 取扱い製品・サービスの類似性
  • 顧客層の類似性
  • 営業スタイル
  • 社内調整業務の進めかた

 

少しでも多くの引っ掛かりポイントを企業に気づいてもらえるか堂かが、「再現性」のある人材かと判断して貰うポイントになります。

 

職務経歴書では「再現性」を見ています

 

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職務経歴書の目的は「共通点探し」です。

 

陥りがちな職務経歴書の書き方の一つは、「業界の人にしか理解されない」ということですが、求人数が少ないなか、また現在の業界が衰退しているなどのことで「他業界に転職」を考えている場合、「業界以外の人にもわかる書き方」がポイントになります。

 

そこで、どの業界の人にも理解して貰う職務経歴書のテクニックとして、他の応募者と差を付ける為の、フレームワークを使うことになります。

 

STARフレームワークという方法 
  • 「S(Situation:状況)」
  • 「T(Task:課題)」
  • 「A(Action:行動)」
  • 「R(Reult:結果)」

 

例えば、「私は〇〇案件で10億円の売り上げを立てました。」と言って、企業の面接官はどう思うでしょう?

 

  • 「たまたま受注できたんじゃないか?」
  • 「それってその会社にとって、どれだけ凄いの?」

 

という印象を持たれるだけ、というリスクが残ります。詰まり「再現性」において接点を見いだせないことになります。

 

そこで、STARフレームワークを使うならば;

 

  1. S:A社と新たに取引を始めることは当社が長年取り組んできた課題であり、その仕事に任命された。
  2. T:当社の競合B社は〇〇サービスを提案していることがXX調査の結果わかり、当社も新たなサービス提案が必要。
  3. A:そこで△△部への働き掛けをもとに、新たな◎◎の新サービスを作った。
  4. R:A社に新サービスが認められ10億円の契約を受注。営業目標の150%増の成果を上げた。

 

といった具合に、たとえ他の業界の人でも、その会社の仕事内容と照らし合わせて評価できるような職務経歴の書き方が大事になってきます。

 

もっと言うと、面接においてもこの考え方・フレームワークでの説明がポイントです。 

 

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おまけ(年齢は不利か?)

 

40歳前後の年齢が不利にならないのかということ、同じ年代の人は気になると思います。管理職経験がある人は、「マネジメントの経験・工夫したこと」を書きましょう。

  • 課や部の戦略立案をした時のこと
  • 経費削減をしたときのこと
  • 残業管理をした時のこと

ポイント:STARフレームワークで、状況・課題・行動・結果を忘れずに。

 

40歳前後の人を選ぶ理由に、経験は大きな理由になりますが、若くても経験豊富でガンガン稼いでいる人材はたくさんいます。若い人と比べられると不利になることは明白です。

 

企業に選んでもらうには、プラスアルファの何かが必要なので、「管理職経験」がある人は、それを職務経歴書にしっかりと書く事で、逆に年齢を武器にした転職活動を進めることが出来るでしょう。

 

まとめ

 

リクルーターに教えてもらった内容をもとに自分で書いた職務経歴書を読み返してみると、かなり穴だらけの体裁になっていると気付きまし・・・・

 

この週末の3連休はもう一度、職務経歴書を書きなおしてみたいと考えています。

 

こんな感じで、また転職活動のあれこれを、少しずつ紹介していこうと考えていますが、もし転職を考えられているかたの目に留まり、参考になれば幸いです。