こんにちは、もんじろうです。
会社の退職を機に荷物整理をしていたところ、前職の給与明細票が大量に出てきました。気になったので今までの給与の推移まとめながら、会社の業績を振り返ってみました。
これまでの生涯給与収入
年末までの給与見込みとして14年9ヶ月で算出してみました。
- 25歳〜39歳:1億1800万円
- 生涯平均年収:800万円
- 税金・社会保険料:3500万円程度
国税庁の調査によると日本人の平均年収はおよそ400万円ほどで30代後半で590万円とのことなので、前職の専門商社では幸いにも平均よりだいぶ良いお給与を頂けていました。
では、給与の推移と会社業績など合わせて振り返ってみたいと思います。
給与推移と業績
- 入社一年目(25歳:2006年)は給与は330万円程度でしたが、会社の業績はうなぎ上りで絶好調の時代でした。2年目に給与は500万円まで一気に上がってます。
- 20代後半は業績好調に押されて毎年80万円くらいずつ給与が増えていきました。とにかく忙しくて残業も月に60〜70時間あり夜の10時から会議というのもザラでした(苦笑)家に着くのは2時・3時ごろの日が続き、かなりシンドかったです。
- 29歳〜30歳(2010年〜2011年)に海外駐在を経験したとき駐在給与テーブルになったので一時的に給与が上がりましたが、帰任後に駐在前の28歳時点の水準に戻ったのは痛かったです。当時の部長とは性格が合わずなかなか給与を上げてもらえずに、悶々とした日々を過ごしていたことを思い出します。
- 33歳(2014年)の年に前年より130万円ほど給与が伸びました。会社に対して思い切って給与を増やすように交渉した成果です。ちょうど部長が人事交代のタイミングだったこともあり、評価が不十分だと後任部長に文句を言ったこともよかったです!
- 34歳〜36歳(2015年〜2017年)までの3年間は管理職になり残業代が貰えずピタッと給与が増えなくなりました。一方でこの頃から会社の経営が悪化し始めたのも給与が増えなくなった原因だったと思います。さらに、待遇面が悪くなったことで若手社員の半分近くが転職していきました。そのため仕事が残された社員に全部回ってきて仕事量がどんどん増えていきました。
- 37歳〜39歳(2018年〜2020年)は再び給与が増え始めました。社員数が減ったことで経費が削減されたことは勿論、これ以上社員を減らしては事業が継続できないという判断で社員ほとんどの給与を上げる政策に切り替わった時期でした。そして今年漸く、念願の1000万円に到達見込みとなりました。
会社倒産
以前も記事を書いてますが、先月で会社が倒産しました。もともと業績悪化に加えたコロナショックです。
給与は、これからも昇進を重ねながら1300万円以上には増える見込みがあっただけに、大変残念でした。
40歳から50歳までは給与が増えていく時期なだけに、かなり焦りましたが、幸い良い会社に転職ができたのでホッとしています。
まとめ
入社から今まで貰っていた給与を振り返って見ると、お金のこと以外にも会社生活を思い返す良いきっかけになりました。
また30歳前半の頃は仕事の内容と給与水準が見合わないと文句をブーブー垂れていましたが、見直すとそれなりに恵まれた待遇で働いてこれたことが俯瞰することができたので大変満足しています。
コロナ禍で転職市場は厳しい状況だと思いますが、一度回復すればまた活況となると思います。転職を考えるときはショートタームで給与や待遇の判断をせずに5年や10年のトレンドで今働いている会社の人事制度や業績推移を掴むと良いと思います。
最後にただ一つ残念なのは、貯金も投資もまったくせずに一昨年まで過ごしてきたことです。今までの給与の1割でも20代から投資に回していればなと後悔しても遅いです(苦笑)
38歳になり、ようやく去年から貯金を始めて、たまったお金で今年から投資を始めています。何とか後半巻き返しできるよう、さらに資産運用を頑張っていきたいと考えています!!