こんにちは、もんじろうです。
育休中でも携帯に入っている会社のSNSアプリには毎日プッシュ通知で仕事の話題が入ってきます。通知を停止すれば良いだけなんだけど、なんとなく最新情報に触れていたいと思います。これがワークホリックです。
さて今日の朝刊でこんな記事を読みました。
金利上昇で株価が下落する「逆金融相場」から、企業の業績悪化が響く「逆業績相場」に移りつつあり、株安の長期化への警戒が強まる。
日経新聞(2022年10月5日朝刊)
株式相場のサイクルが次のフェーズに移行しますよというアナウンスのようです。
相場サイクルは4つのフェーズから構成されているようです。
政府が意図的に市場にお金を投入し景気を底上げする「金融相場」例えば超低金利で企業が設備投資などにお金を借りやすくする状態です。
この場合、景気は悪くてもお金が入ってきて余った分が株式市場にも流れるので株価が上昇してきます。
その後、企業業績が追っかけで良くなり実体経済が好転した状態が「業績相場」です。
次に「逆金融相場」ではお金の出を絞る(利上げ)ことで加熱し過ぎた市場を冷ます働きをします。
それが今般いよいよ企業業績が悪化してくる、「逆業績相場」へ突入したようです。
そうなると気になるのが次の「金融相場」で株価反転上昇のタイミングがいつくるかですね。
第一生命経済研究所のレポートによると今後の景気反転の兆しに以下のような考え方が記載されていました。
- 利上げ終了時期は2023年前半と想定。
- 利上げの目安としての金利水準は4%近傍で落ち着く。
- インフレ率が低下基調で落ち着いてくるとFRBが金融引き締めの手を緩めだす。
- 一方で企業の景気減速を示すデータが増加し、企業業績の見通しが悪化する。
- 長期金利は低下基調を強める。
- そして景気底打ちの兆しが見えてくると、株価はPER拡大を伴って鋭く上昇する。
一方で9月22日付けJETRO(日本貿易振興機構)のレポートにはもう少し悲観的なコメントがありました。
それによると2022年末の金利が4.4%、2023年末の見通しは4.6%にさらに引き上げられるとの見込みです。
金利引き下げ時期に関しては2024年に開始され、2025年末にようやく金利は2.9%になるそうです。
景気減速の長期化を想定していました。
以上のことから考えると、早計に景気の底打ちが来たと判断しない方がよさそうです。
つまり今の状況は、金利引き下げがいつになるかは不透明で、FRBの金融政策の次の見解を待っている状況ですね。
従って金利もまだ上昇局面にあるので、企業業績はさらに後退が長引く可能性が高いです。
足元で株価が下がっているので、お手頃価格に見えてしまいます。すぐ飛びつきたい気持ちもありますが、「落ちるナイフはすぐには掴まない」ほうが良さそうです。
動くのは、FRBの「金融引き締めの緩和」や」長期金利の低下」といった指標が出てからでも遅くないと思いました。
現預金の保有率を少し厚めに確保しておくと次のチャンスに乗れるのではないでしょうか。
配当金の前年比較
米国個別株・ETFで6万ドル運用しています。主に配当金狙いの投資にFocusしています。
9月の配当金(税引き後)は180.17ドル(前年比:+64ドル, +55.2%)でした。
入金もとは、JNJ(ジョンソン&ジョンソン)20.42ドル、MCD(マクドナルド)14.89ドル、WMT(ウォルマート)13.37ドル、XOM(エクソンモービル)43.56ドル、QYLD 87.93ドルでした。
10月もすでにKO(コカコーラ)26.53ドルから入ってます。
この後、MO(アルトリア)、PM(フィリプモリス)、QYLDからも追加で180ドル程度が入ってくる予定です。
景気後退の局面での安定した配当金収入は大変に心強いですね!
この入金を元手に配当金の再投資を行うことで、入金力も高めていけると思います。
投資信託と併せてハイブリッドで高配当投資を米国株を中心に運用していくことで、毎月の安定収入を得られます。
精神的支柱にもなるので、分散でポートフォリオの一部に組み込むことをお勧めします!
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