こんにちは。もんじろうです。
さいきんは在宅勤務にも徐々に慣れてきました。
通勤時間がなくなったことが一番大きな違いですね。片道1時間。
このまま在宅勤務が続くなら、東京に住む必要もないんじゃないかな!?
在宅勤務で朝の過ごしかたに変化
昨晩は妻と遅くまで家飲みをして騒いでいた。この時間がとても楽しい。
いままでなら翌日の仕事を考えると、朝から会議なので早めに会社にいって資料のチェックをしないととか、満員電車にのるストレスとか。
知らず知らずのうちにたくさんのストレスを感じてしまい前日から気分がのらない。
朝と夕の一時間の通勤がなくなっただけで精神的にもラクになったが、朝の過ごし方もだいぶかわった。
いつもよりゆっくり起きても始業開始の9時まで十分ゆとりがある。
テレビをみて新聞を読んで、それから掃除と洗濯まで出来てしまう!
それでもまだ時間があるのでブログを読んだりと好きな時間につかえる。
2時間増えるだけで一日の過ごし方が様変わりする!
これが俗にいう働きかた改革か
仕事は必要なときだけMicrsoftのTeamsを使ってパソコンでテレビ会議ができるし、資料も共有して会議ができるのでとても便利!
気づいたんだが会議室に集まって会議をするよりも短時間で終わるし、意見もまとまりやすい。
わたしの会社はだいぶネット環境は遅れているほうだと思っていたが、この機会にいろいろな働き方があるんだということに気づかされた!
”東京に夢のマイホーム”はもう古い!?
わたしの両親はわたしが小学2年生のときに住宅ローンで千葉に庭付き一戸建てを購入。
広い庭でいまは退職後の楽しみとして趣味の家庭菜園を楽しんでいる。
いまも健在。
たまに段ボールいっぱいに野菜を詰めて送ってくれる。妻とふたりで野菜料理を考えている時間がたのしい。
わたしが子供のころ、団塊世代で育った父親は八重洲のオフィスまで片道2時間の通勤もなんのその、朝早くから夜遅くまで働きっぱなし。
高度成長期を生き抜いてきた、生粋のサラリーマン。
平日はあまり家で顔を合わせることもなく会話はすくなかったと思う。
週末も接待ゴルフ。
そんな両親の背中をみて育ったわたしは、知らず知らずに東京でマイホームを持つことが幸せなのだと思うようになった。
突然だが、さいしょの投稿で紹介したようにわたしはバツイチである。
当時、35年の住宅ローンをくみ、東京に新築戸建てを買った。
会社までは片道1時間半。最寄りのバスにのり電車を2回乗り継いでようやく会社。
そんな「夢のマイホーム」も離婚後にあっさり売却。
3年間のマイホーム生活にピリオド。
賃貸と購入はどちらがよいのか?
本題から若干逸れるが、マイホームの購入に興味のある方ならば一度「賃貸vs購入」の記事は読まれたことだろう。
不動産業者の決まり文句は;
- 「いまの家賃と同じ額で家が持てますよ!」
- 「家賃は払い続けて終わりだけど、家は一生のこりますよ」
これだ。
じっさいわたしも初めて家を買ったときはこれでコロッといかされた(苦笑)
離婚した経験からいえるのだが、当時住宅ローンが32年(頭金なし)残ったまま購入した家にひとり残るというのは悲惨だった。
果てしないローン返済の道のりと、ただただ無駄に広い家にむなしくなる。
売却には買い手を見つけるところからはじめるのだが、希望通りの金額で交渉がまとまればよいが、そんな簡単ではない。
わたしの場合は時間に余裕があったので2年ほど粘って希望の相手を見つけた。
とうぜんローン残高と売却額にマイナスが出る場合は残金は持ち出しだ。
持ち出しが無ければ住み続けるしかない。
人生には離婚だけではなく転勤もあれば予期せぬ災害そして金利の上昇。
たくさんのリスクが潜んでいる。
それでも本当に35年ローンを組みますか!?
不動産のリスク
本題にもどします。
オリンピックがどうなるのか当面はよくわかりません。
晴海のマンションはどうなるのでしょうね??
マイホームを購入されるかたはいつもいろんな記事に目を通し、いつが買い時なんだろうかと決めかねていることでしょう。
- オリンピックのあとは不動産価格が落ちる。
- 緑地法の期限到来で供給戸数が増え都内近郊は大幅下落。
- そもそも人口減少で需要が減る
不動産業者のかたは「買いたいと思ったときが買い時です」というが、わたしは無責任だなといつも思う。
たいがいの人にとって一生に一度の買い物はもっと慎重に、そしてもっと柔軟な買い方が出来る仕組みをつくるべきだと思う。
車を乗り換えるように、家も乗り変えてもよいと思う。
不動産業者に数千万円払い、銀行に少なくない利子を払い、35年間のリスクを抱えながら定年まで働くことが本当に幸せなのでしょうか!?
これからの働き方とは
わたしが一番言いたかったことは、働き方も住宅事情にももっと多様性を与え、いろんな考え方の人のいろんな生き方の受け皿を作るべきだということ。
在宅勤務を通じてよくわかったのは、オフィスはいまの半分で良いし毎日通う必要もない。
それだけ世の中の環境が整っており、高度経済成長期のように朝から晩まで働いて満員電車に揺られる必要もない。
そしてこれからは住みたいところに住めばよい。
東京に住む必要はなく山が好きなひとは秩父でも飛騨高山でもよい。
サーフィンが好きな人は九十九里でも沖縄でも好きなところに住める。
そして必要なときだけ月に1回、集まればよい。
みんなが望めば出来ないことではない。
ようは仕事とは場所に縛られるのではなく、生産性の問題だ。
まとめ
わたしはいま賃貸に住んでおり、これから先もしばらくは家を買う予定はない。
頭金やら固定資産税など払うくらいなら少しでも投資に回し運用していきたい。
在宅ワークが当たり前になり住みたい場所に住める時がきたらオフィスからうんと離れた地方で暮らしたいと思う。
わたしの望みは好きな仕事をしながら好きな環境で自由を謳歌することだ。
みなさんはどの様な働きかたが良いと思いますか?
それでもまだ東京に暮らすことにあこがれますか?
価値観は人それぞれです。
しかしいまは働き方にも不動産事情にも「人それぞれ」の部分が抜け落ちているように思う。