おはようございます。もんじろうです。
今朝入ったニュースに朝からそわそわしています。
日曜日にFRBが臨時の委員会(FOMCというらしい)をひらき、政策金利を2008年以来となる実質「ゼロ金利政策」としたそうですね。
これによって新型コロナウイルスで冷え込み、混乱する市場に大量の資金を投入しようということだそうです。
正直、金融のプロでもなく投資の初心者のわたしには今日これから開く東京市場でどのような影響が出るのかは想像がつきません。
過去の事例はどうだったのか?
サブプライムローン問題でアメリカ経済が景気後退局面にあった2008年の記事を見てみました。
当時もFRBが緊急利下げに踏み切ったそうです。
アジアの市場ではFRB発表の翌日には香港市場・インド市場など5~10%上昇したようで、東京市場でも日経平均が2%ほど上がり引けたそうです。(参考元:AFP BB News 2008年1月24日付)
投資家心理への影響は?
株式の値動きと投資家の心理とは大きく影響しあうというのは事実だと思います。
正直わたしも普段から見ている銘柄のうち何か普段と違う上昇を見せるようなものは購入しても良いのではという甘い気持ちに誘われます。
いまもブログを更新しながら迷っている状況です。
多くの方が似たような心理になるのではないでしょうか?
特に株の初心者の方であればなおさらチャートの値動きだけをみて判断してしまうことが多いと思います。
わたしがその一人です。
ちょっと先日までのことを思い起こすと、マスクが不足すれば関連銘柄に飛びつきたくなりました。
その後、転売が禁止されたとたんにマスク銘柄の値下がりが顕著に起きましたよね。
実はわたしもマスク銘柄はデートレードして1500円だけ利益がでました。
金融政策ですべて解決するのか!?
市場を活性化させるためのカンフル剤的役割として金融政策を講じることはとても良いことだと思います。
このことで一時的にも市場の安定化につながり混乱をさけることが出来るはずです。
一方で金融政策と両輪をなす、財政政策の動きが今後どうなるかも大変に重要だと思います。
政府の動きにも注目しておかなければいけないと思いますね。
わたしはこの時期に消費税を一時的にゼロ%として消費誘導をおこなうことも大事だと思っています。
そして一番大事なことはコロナウイルスの根本原因を封じ込めるための方法をみいだすことだと思います。
薬を開発すること、そしてひとりひとりが手を洗い、うがいをして感染の広がりを抑えるための小さな努力をすることだと思います。
まとめ
こんかいは金融政策としFRBや日銀、世界の銀行が協力して市場の安定に向けた対応策を発表しました。
そこで今後の政府の財政政策にも注目しながら一喜一憂せず素人のわたしは腰を据えて市場を見ていきたいと思います。
そして本当の解決を導いてくれるのは医療関係に従事され患者と向き合っているお医者さん・看護師さんや薬の開発を急ピッチで進めてくれている製薬会社の方々だと思います。
この事態の根本がどこにあるのかをしっかりと理解しながら限りある資産を大事に運用していくことが、いまの荒波を乗り越えていくうえで最も大事なことだと思います。
今日買っておけばよかったとか、買わずに損したなどという考え方は素人はいちばん考えてはいけない思考回路だと思います。
少し上がった株価は必ず上昇局面から再び落ち込みをみせ、何度も上昇チャレンジを繰り返しながら回復するそうです。
このことを言い表した格言に「デッド・キャット・バウンス:dead cat bounce」という言葉があるそうです。
「高いとろから落とせば、死んだ猫でも跳ね返る」ということになぞらえたそうです。
みなさんも(わたしもですが)冷静に判断して大切な資産を運用していきたいですね!