こんにちは、もんじろうです。
リベ大の両学長がYotubeで紹介された一冊の本をAmazonで購入してみましたので感想をご紹介します。
目次
わたしの好きなYouTubeチャンネルの1つである、「両学長リベラルアーツ大学」でたまにブログの中身を紹介されている「こびと株.com」さんのお母さんが、59歳からはじめたブログがこの度、書籍化されたということで両学長から紹介があった本です。
- 未亡人26年生が教える心地よいひとり暮らし
概略
- 著者:りっつん
- 「りっつんブログ」を運営
- 36歳の時に当時38歳の夫と死別
- 2人の息子をシングルマザーとして育てた
- 50歳で息子二人が独立し人生初の独り暮らしを始める
- 2016年、59歳で息子(こびと株.com)にブログを勧められる
- 毎日ブログ更新し3年半で1300記事を書く
- 現在、ブログは月間15万PVを集める
- 同じような夫と死別をした多くの女性からの指示を得る
- 本書が初の書籍として2020年9月10日 初版第1刷発行
- 中身は5章+おまけで構成されていて、ブログでいうカテゴリー分けのような感じに、類似の記事でそれぞれの章が纏められている。
- おまけの章はシニアの投資術についても紹介
- 200ページ(本の厚み1.6センチくらい)
- 2時間もあれば十分に読破できる分量かと思います。
目次の紹介
一章:未亡人26年目。夫が教えてくれたこと
二章:猫と暮らせば
三章:友達との時間
四章:年をとるのも悪くない
五章:62歳の今、思うこと
おまけの章:うやむやに出来ない「老後のお金」
読みどころ
「死」とは何か?
作者が36歳のときに訪れた夫の「死」。残された自分とまだ幼い二人の息子を育てていくこと、そして夫の死をどうやって受け入れて生きて行けば良いのか。
”りっつん”さんは実体験を通じて読者に対し、「死」とは誰にでもいつかは訪れるもの。遅いか早いかだけの違い。身近な人の「死」をどうやって受け入れて残されたものは力強く生きていくのか、そしていつか来る「死」をどう受け入れるのかというテーマを感じさせてくれる作品です。
しかし作品そのものは宗教本や人生哲学の様な重々しいものではなく、作者自身がブログで書き綴った日々の暮らしの経験や感じたことをベースに書籍化されていて、とても繊細な感覚と温もりある文章が読者の心にも響く作品になっています。
読んだ方が良いかた
- 身近な人の「死」の経験や不安を感じていたり、他の人の経験を聞く事がご自身の心の支えになると思われるかた。
- 既にお子さんが独立し、独り暮らしを始めたシニアの方、またはご両親がそのような境遇というご家族のかた
- 何か新しいことを初めてみたいけど、その一歩を踏み出せないかた。59歳からブログをはじめ、書籍化までされた作者の生き様や行動力に勇気づけられます。
- これからブログをはじめようとしているかたや、ブログを始めたけどPVが伸びなくて悩んでいるかた。書籍を読んで、さらに、りっつんブログを読むことでブログ運営の仕方やブログとの付き合い方が見えてきます。
まとめ
人生の教科書のような本です。子育てや老後の生き方、シニアのお金のことも書かれていて、いろんなことがこの一冊に凝縮されています。
わたしの義理の母も早くに夫を亡くし子供(私の妻)を育ててきた苦労を聞いていたので、何か他人事ではなく勉強にもなりました。